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 トランス・オブ・ウォー
4093861463千里眼 トランス・オブ・ウォー
松岡 圭祐

ヘーメラーの千里眼 イリュージョン:マジシャン第2幕 カウンセラー ミッキーマウスの憂鬱 ソウルで逢えたら

by G-Tools


今、読んでいる本です。
ご存知の方も多いと思いますが、松岡圭祐さんの『千里眼』シリーズ。

このシリーズ大好きなんですよ~主人公の岬美由紀がワタシの憧れだったりする(笑)

※岬美由紀は元幹部自衛官。世の中の多くの人を救いたくて心理カウンセラーに転身。シリーズの中で、様々な事件を解決する

このシリーズは、人間の心理的な部分にクローズUPする題材が多い。
今回の『トランス・オブ・ウォー』は、読んでいて"これは自閉症者と周りの人の関係にも当てはまるのかも?"と感じるくだりがありました。
まず、『トランス・オブ・ウォー』という言葉ですが、本文中では心理学的用語、となっています。
戦争時(この本の中ではイラク戦争)における心理状態のことで、理性が働かず、本能が呼び覚まされる状態を言います。
異常な環境における精神的反応なのです。

人間には自立神経系統において2種類の分類があります。

交感神経優位の人と、副交感神経優位の人。

まず前者ですが、運動や緊張状態に陥るとトランス状態になりやすい。
マラソンでランニング・ハイ(ある時点から疲れを感じなくなり、ハイになる)の状態はこれだと思います。

後者は逆に静かな状態や落ち着いた気持ちの時にトランス状態になるタイプ。メンタルクリニックにおいて催眠療法が有効なのはこのタイプです。
眠いような、そうでないような状態になると本能の部分が現れ、普段はいえない心の痛みを吐き出すことができる、というもの。

戦争時、普段できない殺人を犯してしまうのが前者のタイプに多い。
っていうか、本の中で言われてるのは『"使える"兵士はこのタイプが多い』のだそうです。
上官から見て"使える"と感じるのは、敵に積極的に立ち向かっていく兵士でしょう。

こういうタイプの兵士は訓練における一糸乱れぬ行進(運動)や、武器を使う訓練(緊張)などでトランス状態(理性が働かない状態)に陥りやすい。
そこへ上官から『わが国、家族を守るため、戦うべし!』と命令を受ければ従ってしまいます。
さらに言えば、そういう人は必然的に軍隊に残っていくわけですから、軍隊は交感神経優位の人の集団となるわけです。

そうして戦場で戦ってしまう…というのが『トランス・オブ・ウォー』の理論です。

もちろん、兵士の中には副交感神経優位の人もいるでしょうが、しかし集団になると、感化されてしまう。
普段は殺人はいけないことだ理性で分かっているのに、戦争時では戦わなければ自分の命も危ういのですから、結果、本能の部分が表出してくるわけです。これも当たり前の反応。

注意しておきたいのは交感神経優位の人が乱暴だとか、すぐ事件を起こすとかいうわけではありません。最初にも言いましたが『異常な環境における精神的反応』なのです。
そしてどちらも自分の身を守ろうとしているのは同じです。


…と、トランス・オブ・ウォーの説明で長くなってしまいましたが。

この話のどこが自閉症の心理と関係があるのかというと、自閉症者のパニック、混乱などの状態とそれに巻き込まれていく周りの状況などが、トランス・オブ・ウォーに似てるのかもしれないと思ったんです。

うちのはるっぺもそうなんですが、『何でそんなことくらいで』と理由でパニックになります。
しかし、本人にとっては『この世の終わり』のように感じている。辛いんです。苦しいんです。極度の緊張なわけです。
そうなると本能の部分が表出してきます。
自分の身を守らなければならないわけですから、どうにかしようとしてパニックになるのでは…と。

そのパニックは周りの人も感化されやすい。
理性が働いてる時は、ちょっと考えれば分かることでも、考えられなくなる。
パニックを起こす自閉症児を見て、どうすればいいのか分からない、何も考えられない、もっとひどくなれば『虐待』という事態になる場合もあるかもしれません。

しかし。
この堂々巡りには抜け道があります。

トランス・オブ・ウォーの理論でも書かれているのですが、『争いや諍いをなくすには、自分の心理状態をよく知ること。相手の心理状態も理解すること』というのがあります。

トランス・オブ・ウォーの理論を自分や他人に当てはめて理解し、自分のものとする。
そうするとパニックになりかけても、理論が自分のものとなってるのですから、理性を呼び覚ますことができます。

ワタシの話ですが、最近はるっぺのパニックを見てもあんまり動じなくなった自分がいます。
以前は、はるっぺのパニックに引きずられて、怒鳴ったり叩いてしまったことがあります。(大きな声では言えないですが…)

はるっぺのパニックは障害からくるものなので、予防できたり、軽減されることはあってもすぐに治るということはありません。
どうしてもパニックになってしまうときがあるんです。

でも、はるっぺの気持ちやパニックの理由を考えたり、自分の心理状態を理解することで、だんだん冷静に考えられるようになりました。
今では笑い話にできるほど、はるっぺとの生活を楽しめるようになっています。


なんだか、うまく書けてないのですが…
ワタシが言いたいのは、やはりどんな人でも、まず『心』からということです。
『心』を知る。『心』を大事する。
そしてお互いを理解しあう。

戦争をなくすのも、障害者差別をなくすのも、このことに気付けば実は簡単なことかもしれないのです。
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2005/07/14(Thu)11:16
本の紹介comments(2)trackbacks(0)
<<お母さんはいらない、時もある。 │ HOME │ 憧れ。>>
『松岡圭祐』読んでみたくなりました。
心を知って、お互いを理解しあう。
とても大切な事ですよね。

私は、「ランニング・ハイ」一度は味わってみたいなーと思ってます(^^;)

PS.『模倣犯』面白いよー!
  ちょっと恐いけど・・・。
keropaki さんへ
こんなマニアックな文章に(笑)コメントありがとー♪
ほんと、『心』って大事。
まず心から入らないと、あとでバランス悪くなっちゃいますもんね。
松岡圭祐さんの千里眼シリーズは実際の事件を題材にしてるものが多いんです。
9.11テロとか、北朝鮮問題とか…
心理学的なこともたくさん書かれてるので好きな分野です。

模倣犯、ワタシも読んでみようかな。
2005/07/15 07:16 │ はるっぺママ URL #6gk7F2tg[ 編集]
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